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月刊 NEXT LEADER 2021年7月号

離職を防ぐ美容師×◯◯

大谷翔平がメジャーリーグで投打にわたり活躍しているように、二刀流が珍しい働き方ではなくなった昨今。美容業界でも「美容師×◯◯」という風潮が加速している。
経営者としては、美容師の活躍の場を広げたいという思いと、安易な副業がもたらすリスクに複雑な気持ちとなるだろう。
ただし、副業=自己実現と結びついており、時流として止められないことも事実。
最も大切なのは経営者のスタンス。美容師×◯◯時代のスタンダードを探る。

  • Contents1

    【Tools】副業・兼業時代の労務管理

    スタッフの副業・兼業をトラブルなく進めるために知っておきたい、就業規則の作り方や労務管理のポイントなどをわかりやすく解説。ダウンロードできる副業・兼業許可願も掲載。

  • Contents2

    【Case 1】プロダクション型経営でスタッフの才能を伸ばす

    社員全員をタレントとして考える“プロダクション型経営”を行う大阪市のCHAINONでは、美容師以外の複業を推奨。その風土に惹かれて入社を希望する者も多く、同社の右肩上がりの成長につながっている。シェアサロンの自由さと正社員雇用の安定性を両立させる同社の“働かせ方”をレポート。

  • Contents3

    【Case 2】2つのサロンで働くという選択肢

    (株)リミックスが3店舗を展開する愛媛県南予地方は全国でも屈指の高齢化社会。この地域の雇用を守るために同社が整備を進めてきたのが、ライフスタイルに合わせて選べる42通りの働き方だ。この制度を利用し、リミックスと自分が経営するサロンの2箇所でサロンワークを楽しんでいる2人の女性スタッフに密着。

  • Contents4

    【Case 3】王道サロンが考える美容師の可能性の広げ方

    大阪府豊中市のOROではスタッフの兼業に対して200万円の指名売上という条件を設け、あくまでも美容師として一人前になることを最優先させている。そんな“王道”を行く同社ではスタッフの兼業は生涯雇用を守るものと位置づけ、社として事業化。その取り組みを紹介する。

  • Contents5

    【連載】85世代オーナーの経営論

    京都市内で若年層向けのメンズサロンというブランドを確立し6店舗を展開するROOSTだが、もともとは夫婦2人ではじめた理容室がルーツ。今年は24名が入社した同社の成長の秘密は、スピーディーでアグレッシブな先行投資にあった。穏やかな笑顔で若いスタッフたちを率いる渡辺哲也代表が登場。

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