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月刊NEXT LEADER 2019年10月号

100人の壁を越える 本部機能

サロンの組織化が進むにつれ、重要となるのが現場を支える本部機能だ。
最近ではさまざまな専門分野を持つ人材がバックオフィスに入るなど、
美容室のリソースを活用する例が増えてきているが、その一方で現場から見えづらい仕事のため課題もまだまだ多い。
今月号では、組織運営において本部機能を充実させている企業に注目。現場の成長を促し、組織運営に不可欠な存在となっている実例を紹介する。





特集
100人の壁を越える本部機能


Introduction
5大本部機能の“これまで”と“これから”
監修◎(株)ピアセラボ 岸本隆行

Interview
本部と現場が機能する
組織づくりとは?
(株)アルテサロンホールディングス(神奈川県横浜市)


CASE1
本部機能を分散させ
100人超えても身は軽く
Lond(東京都中央区)


CASE2
クロスオーバー型本部が
サロンの成長を押し上げる
TRUTH(千葉県鎌ケ谷市)


CASE3
アイデアマンのひらめきを具現化するチーム
牛若丸(静岡県駿東郡)



【連載】

ネクストリーダー成長物語 vol.6
若狭智也、三矢義晃/LA・BEAU(東京都北区)

伊藤 豊のイキイキ店長講座
伊藤 豊/ラポットカンパニー

  • Contents1

    5大本部機能の“これまで”と“これから”

    これまでの本部機能は、集客と店舗開発が中心となっていたが、これからの時代に組織化を推し進めていくには「教育」「採用」に本部が積極的に関わっていくべきだと語るのは、ピアセラボ取締役の岸本隆行氏。これからの時代に必要な採用・教育・出店・集客・人事・財務それぞれの機能の自己評価項目をチェックし、自社の本部機能の現状を把握してみよう。

  • Contents2

    本部と現場が機能する組織づくりとは?

    グループスタッフ2,800名を擁するアルテサロンホールディングス。巨大組織を構築した吉原直樹創業会長と、組織力を支える求人・マーケティング・材料・店舗開発の各部のプロフェッショナルにインタビューを実施。巨大組織の成長を促す一人ひとりの役割や取り組みについて深掘りした。

  • Contents3

    本部機能を分散させ 100人超えても身は軽く

    創業6年目ながら17店舗、130名のスタッフを抱えるLondの本部機能は、とてもスリムな形態をとっている。6名の共同代表で立ち上げた同社は、各代表が本部の役割をそれぞれ担いながら、経理・税務・資金調達などはアウトソーシングしているのだ。その分、代表一人ひとりが現場の声を吸い上げる会議の時間を重視しており、その種類も紹介している。

  • Contents4

    クロスオーバー型本部が サロンの成長を押し上げる

    千葉県鎌ケ谷市に400坪の本社ビルを構えるTRUTHの本部スタッフは、それぞれの部署の役割を担いながら、クロスオーバーして複数の業務を担っているのが大きな強みだ。生産性向上をめざすのは現場だけでなく本部も同じと語るのが天野雅晴社長。複合的に業務を担う豊かな人材がいる本部機能の役割について、詳しくひも解いていく。

  • Contents5

    アイデアマンのひらめきを具現化するチーム

    静岡県駿東郡を中心にドミナント出店している牛若丸の本部を一言で表すとすれば、アイデアマンである鈴木 豊社長のアイデアの“実行部隊”である。2017年からスタートした振袖レンタル事業は、普段経理やデザインなどを担う本部社員全員(女性)が担当し、簡易的な着付けまで行う、「生産性を上げられる」チームだ。そんな牛若丸の本部の4つの特徴を深掘りしていく。

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