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“髪 を伸ばす =我慢 ”はもうやめよう!
編集部がゆく★伸ばしかけ イメチェン1年レポート
(Vol.9 GARDEN 津田恵 )

ヘアコラム

2018.07.30.Mon

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校則、就活、結婚式などに備えて「髪を伸ばしている」女子、そしてそんなお客さまに心当たりのある美容師は多いハズ。髪が1カ月に伸びる長さは1cm。10cm伸ばしたいとして、1年以上“ かわいい ”を 我慢 するなんてムリ!というのも、これまた女ゴコロ。小社 アラサー編集が、体を髪をはって“伸ばしかけ イメチェン ”していく連載の第9回です。

 

Vol.6 otope 浦さやかさんの記事はコチラから

Vol.7 VeLO 赤松美和さんの記事はコチラから

Vol.8 THE REMMY 上田竜二さんの記事はコチラから


 

 

この連載のルール

 

1 「長さを変えないで イメチェン させてください」とオーダーする

2 来店周期は1カ月半に1回がめやす

3 毎回 カット はマスト、カラー& パーマ は自由

 

髪型 の要素にはレングス(長さ)のほかに

● フォルム(形)

● 質感

が、変えられるポイント。この2つは、髪 の重なりや量感を繊細に調整する技術が求められるので大胆なレングスチェンジをしなくても微差で変えられる人は、カット  がうまい美容師さんといえます。

 

この連載では、編集Nが過去に数々の カット 企画でお仕事した美容師さんのうち「腕に覚えがありまくりそう」なみなさまを独断でリストアップ。

毎回少しずつ変化を加えていただきながら 髪 を伸ばしていく様子を通して、 美容師 さんには「伸ばしている 」オーダーでも踏み込んで提案する勇気を、一般女性には「髪 を 伸ばす=我慢 」じゃない! というワクワクをお届けできればと思います♡

 

ファッション誌のヘアページにも
引っ張りだこ★トレンドヘア といえば…!

いよいよあと2回を残すこととなった #伸ばしかけヘアチェンジ 。担当編集Nとしても、30歳を超えてこんなにバリエーション豊かなミディアムヘアにチャレンジすると思っていませんでした。

改めて、美容師さんのこまめなメンテナンスはアラサーの七難隠すなと実感。ありがたい話です(合掌)。

そして今回、アラサーの私でも今っぽいトレンドヘア にできますか!? と突撃したのは、GARDEN 津田恵 さんです!

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CanCamやar、美的などなど、女性向けファッション誌で数々のヘア特集のページを担当する津田さん。編集部のみなさんからの信頼も厚く、専属モデルさんのヘアメンテナンスも任されるなど「トレンドヘア といえばこの人」な同世代の星なのであります★

 

ではまず、Beforeから

 

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パーマの動きをレザーの質感で強調した、軽やかなミディアムウルフでした。コールドパーマだけど根元からガサガサ乾かしてボリュームと動きを楽しむことができました。

 

前髪は結構眉ギリギリだったので、だいぶ伸びた印象。編集Nはパーマをかけていないと超!直毛なので、クセ毛の人より髪が伸びるのが早く感じるのです…

そんな「髪伸びるのが超早い」私でも、ご覧のとおりバックシルエットはキープ。肩にあたる裾の量を調節してもらったので、スッキリとしたシルエットで快適な1カ月でした!

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左は約半年前(1月17日)、右が今回。ホントに伸びました!

 

後れ毛とシースルーな前髪で
夏を楽しむヘアにしよう!

津田 今十分イイ感じなので、どうしよう…。ホントに、昨日考えすぎて寝れなかったんですけど(笑)

編集 え、ごめんなさい(笑)

 

セット面に置いてある紙(下写真)、見えますか? これ、過去連載8回分の仕上がりを順番に並べてプリントアウトしたもの(笑)。ここまで考えてくれるの、照れるけどうれしいものです♡

Counseling★IMG_5270

津田 でね、一晩Nさんのインスタ見てて思ったんですけどまとめ髪かわいいなと思って

編集 え、一晩見てたの?(笑)

津田 そう(笑)。だから、下で結んだり、ざっくり前髪かきあげたりしたときにうぶ毛っぽい質感の前髪や後れ毛になるといいなと思って。夏っぽい感じで!

編集 いいですね! 私直毛だから、巻かないとかわいくならないんです

津田 ですよね。前髪とえり足、もみあげをうぶ毛風に仕上げるには部分パーマが必要かもしれない。いいですか?

編集 わかりました。お願いします!

 

シースルーバングで
今っぽく、夏!

津田 後頭部のレイヤーはとてもいい感じなので、裾の厚みを戻すくらいにして、軽め・薄めな夏らしいニュアンスにしていきましょう!

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1.裾を約5mm程度カット。自然に落ちる位置で、厚みを戻すようにブラントな切り口でカットしていく。

2~3.えり足、もみあげの後れ毛にしたい部分だけ短くする。えり足は鎖骨くらいの長さにカット。もみあげはやや前に引いてレザーでレイヤーを入れ、長短をつける。

4.バックサイド~サイドは前に引いてカット。カドを取って厚みを出す。

 

津田 最初の回で三好さんもおっしゃってたけど、右側の分け目で割れるの逆にイイと思うんですよ。割れてもいい感じに切って、抜け感をつくっていきます

編集 めっちゃ熟読してる(笑)

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5.自然に分かれるところで小さな三角スライスを取り、長さのガイドをつくる

6.ヘビーサイドを流したい方と逆に引いてカット。長短をつけて流しやすくする。

7.5~6で薄く取ったスライスの上からかぶさる前髪を、サイドに流しながら下のスライスをガイドにしてつなげるようにカットする。

 

カットした量はこれまでで一番少ないかも!

でも、前髪が薄く軽くなったことで、この時点でだいぶ雰囲気が変わったと思いました。

 

質感をつくる部分パーマ!

津田 乾いた状態でカールが出てほしいので、ホット系のパーマを使います。ホット系といっても、50℃で15分弱と低温・時短でかけられる弊社オリジナルの薬剤になります

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前髪を3スライスに分けてそれぞれ約1.5回転。カールがかかったときにズレるように、太さを変えて平巻き・毛先巻きで巻いていきます。他の髪とつなげずに短く切ったえり足ともみあげも、同じく約1.5回転で巻き収めます。

 

編集 部分パーマされる方、多いですか?

津田 多いですね。特に前髪は、そのままのクセを矯正すると圧倒的に扱いやすくなるので。

編集 理想のクセをつけてもらっていたら、巻く手間も省けて楽ですよね。

津田 そうなんですよ。前髪って、今っぽさを表現するポイントになる部分だと思うんですけど、生えグセや分け目など悩みが多い部分でもあるので。お客さま1人ひとりの生え方に合わせて提案します。カットだけで、乾かし方や巻き方を教える人もいるし、パーマがないと持たないという場合には部分パーマを勧めるし……

 

津田さんの中に「これが今っぽい」というイメージがあった上で、お客さまへの似合わせや再現性などを総合的に考えて、的確にメニューの提案をしてくれるので心強いと思いました。「似合う/似合わない」「できる/できない」じゃなく、本気で「どうやったらできるか」考えてくれるカウンセリング~施術だなという印象です。

パーマをよみがえらせる
スライドカット

編集 スライドカットのときはどんなところを見ていますか?

津田 どこに隙間をつくったら動くかを見てますね。表面がパサパサにならないように、毛束同士を離したほうがいいところを探して、取っていく感じです

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耳の後ろや後頭部の下の方など、全体のバランスを見ながら毛束を細かく引き出してスライドカットして調整していきます。元々パーマは残っていたのですが、カールした毛束の毛先が整うことでみるみるうちにふんわりした質感が戻ってきました!

 

 

それでは、切り上がり★

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元のカットベースを活かして顔周りでイメチェンした、フェミニンなミディアムになりました! 冒頭で触れたように、ほんっっっとうに超!直毛!なので、こんなに薄い前髪にチャレンジできたのは初めて。一気に今っぽくなりましたよね。繰り返しますけど、30超えてこんなに今っぽい髪型にしてもらえる&私にもできるとは思わなかった

 

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バックとサイドはこんな感じ。前回取った厚みを、逆に今回は戻しました。トップの長さが伸びた分だけウエイトが下がりながらも、的確にスライドカットして量を調節してくれているので、キレイなシルエットがキープできています。

 

“普通の人のかわいいところ探し”を
楽しんでくれるし、上手い人

 

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今回津田さんに切ってもらって感じたのは「よくぞここまで“普通のアラサー”を今っぽく仕上げられるな」ということ。アラサーの「今っぽい」って、一歩間違うと「イタイ」だと思うんですだからといって、ナチュラルな「そのままの私」で止めない個性と真逆のところに落としてくれつつ、ちゃんと似合うところに着地させる目がすごくいい美容師さんだと思います。

実際に、ファッション誌編集部の方が専属モデルさんに紹介してヘアチェンジを任されたりすることもあるそう。津田さんがそんな「カワイイ」のプロである編集さんたちからも信頼されるのは、どんな人でも最大限垢抜けさせる度No.1のシンデレラ美容師だからだなと実感しました★

 

それは、夜通し私の写真を見て提案する内容を考えてくれたり、セット面でもカメラ前でもすごく真剣に「盛れるところ」を探してくれたり……。

無理のないビッグチェンジを叶えるのは、感覚優位の「才能」「センス」だけで片付けられる魔法みたいなものではなく、“本気でお客さまを見る”真摯な姿勢にあるとも思いました。

 

***

 

ぜひ1人でも多く「 髪 を伸ばしている女子」だけでなく、すべての女子が楽しく ヘアチェンジ できる提案が増えますように★

 

津田さん、撮影までやってくれたアシスタントの横山さん♡ありがとうございました!

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Profile

津田恵 Megumi Tsuda

1985年2月15日生まれ、兵庫県出身。大阪ベルェベル美容専門学校卒業後、1店舗勤務を経て上京しGARDEN入社。クリエイティブチーフなどを歴任し、同社のシーズンコレクションやヘアショー、雑誌撮影など、デザインやトレンド提案の中心メンバーとして活躍する。東京・表参道の美容師とフォトグラファーが所属して技術やデザインを発信するチーム「TOKYO BLEND」のTOKYOBLEND GIRLSの一員として、サロンの垣根を越えてセミナーやヘアショーを行うなど活躍の場を広げている。

 

SALON DATA

GARDEN Tokyo(東京・銀座)

ADRESS東京都中央区銀座7-9-15 GINZA gCUBE 11F/TEL. 03-5537-5510

HP http://garden-hair.jp/

表参道、原宿、新宿など東京都心部からNYなど14店舗展開するGARDENグループの旗艦店として、GINZA SIXのほど近く銀座の中心地に立地するサロン。同グループの中でも特にトップデザイナーとしてキャリアを誇るメンバーが集結し、大人女性を中心に感度の高い層からの支持を集めています。広々としながら高級感のある空間、スタイリストのみなさんの高い技術と人懐っこくて癒し系のアシスタント陣のバランスが絶妙なところがイチオシポイントです★(担当編集より)

 

(これまでのVol.1 LILI 三好真二さんの記事はコチラ/Vol.2 蔦tuta 黒須光雄さんの記事はコチラ/Vol.3 broocH 柳亜矢子さんの記事はコチラ/Vol.4 Rougy 沼端ちはるさんの記事はコチラから/Vol.5 HOULe 柏木ゆたかさんの記事はコチラから/Vol.6 otope 浦さやかさんの記事はコチラから/Vol.7 VeLO 赤松美和さんの記事はコチラから/Vol.8 THE REMMY 上田竜二さんの記事はコチラから)

 

次回は最終回! 肩下レングスと言えばこの人

U-REALM 高木裕介さんの元へうかがいます(8月末更新予定)。

GARDEN Tokyo

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