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月刊 NEXT LEADER 2022年5月号

事業承継の新たな形

親族内承継が多かった時代から、親族外承継、M&Aによる引き継ぎなど、刻々と変化する美容室の事業承継。先延ばしにしたくなる気持ちもわかるが、スムーズな組織の引き継ぎは会社の永続的な成長へつながる。好景気の波に乗って美容室の店舗数が増えた1980年代から約40年。未来を背負う後継者のために現経営者がすべきことは? 多様化する美容室の事業承継問題に切り込む。

  • Contents1

    【Introduction 1 】変化しつづける美容室の事業承継

    従来の親族内承継以外の選択肢が取られることも多くなってきた美容室の事業承継。考えうる4つのパターンから、自社に最適な方法をフローチャートで探っていく。

  • Contents2

    【Case1】 10年後の未来を考えたゆるやかな事業承継(クレーデグループ/広島県広島市)

    広島市で18店舗を展開するクレーデグループは10年前に創業者から親族外承継。昨年には3代目となる社長がバトンを受け取った。計画的に親族外事業承継を進める同社の“お手本”モデルを詳解する。

  • Contents3

    【Case 2】段階的成長のためのM&A(フレイムスグループ/埼玉県川口市)

    埼玉県で54店舗を展開するフレイムスグループは昨年、同じ埼玉県の(株)リタとともにM&Aを実施。持株会社を設立し傘下に入った。後継者問題の解決だけにとどまらない、成長のためのM&Aとは? 美容室の新たな成長戦略を探る。

  • Contents4

    【Case 3】異彩の二代目とそれを支える4本の矢(モリオフロムロンドン/東京都中野区)

    創業50周年を控えたモリオフロムロンドンは親族内承継し代替わりしたばかり。二代目を支えるのは長く勤めてきた4名の幹部で、それぞれがグループ会社の社長に就任した。一気に若返った同社の経営体制に注目する。

  • Contents5

    【Story】ある日突然、経営者がいなくなったら(PAPASS/岡山県岡山市)

    急病や事故、災害。いくら健康であっても人間いつ何があるかわからない。“まさか”に備えて経営者が今すぐしておくべきこととは? 創業者の急逝を経験した岡山県のPAPASSのケースから、経営者のTO DOが見えてきた。

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