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月刊NEXT LEADER 2019年11月号

これまで「次回予約」は来店周期の短縮化や年間売上額アップという文脈で語られることが多かった。しかし、これからの「次回予約」は働き方改革時代の重要指数となると編集部は考える。
一方、「次回予約」は押し付けになってしまうと失客の原因にもなりかねない。いかにスタッフに落とし込み、サロンの風土にしているのか、成功サロンの実例を紹介する。



特集
働き方改革のための次回予約


Introduction
次回予約は働き方改革へのファストパス
取材・監修◎(株)ノートラック 野嶋 朗


Report
次回予約が導いた山梨⇔横浜の二拠点生活
M.SLASH(神奈川県横浜市)


CASE1
美容室のパラダイムシフトで顧客とサロンの“安心”をつくる
GARO(埼玉県さいたま市)


CASE2
女性の長期雇用を考えたら次回予約は自然と伸びる
by emt(大阪府大阪市)


CASE3
次回予約を風土にし“人が辞めない”環境へ
ifeel AVEDA(東京都江戸川区)


CASE4
50%を超えたら見えてきた
次回予約の相乗効果
コアグループ(埼玉県さいたま市)


CASE5
徹底した仕組み化で
週休3日、手取り30万を全国に
Dears(長野県長野市)


【連載】

ネクストリーダー成長物語 vol.7
菅野久幸/MINX銀座(東京都中央区)

伊藤 豊のイキイキ店長講座
伊藤 豊/ラポットカンパニー


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  • Contents1

    次回予約は働き方改革へのファストパス

    次回予約率の向上は生産性アップに直結するが、一方で顧客とのきちんとした関係性を築けていないスタッフは次回予約の取得が苦手。次回予約の仕組み化だけでなく、顧客との関係性を同時に強固にする重要性について、ここでは解説していく。



  • Contents2

    美容室のパラダイムシフトで顧客とサロンの“安心”をつくる

    埼玉県さいたま市のGAROでは、毎月来店する客が6割以上もおり、その多くはスタッフの声掛けがなくとも“自発的に”次回予約を入れていくのだという。「次回予約」が風土となったのは「30日生活メンテナンス®」というメニュー。このメニューが顧客とサロンに何をもたらしているのか、じっくり深掘りする。

  • Contents3

    女性の長期雇用を考えたら次回予約は自然と伸びる

    子育てをしながら美容師を続けていたママスタッフがハサミを置こうか悩んでいた時、「女性に特化した美容室」づくりへと舵をきったのが大阪府大阪市のby emtグループだ。サロンのターゲットを綿密に決め、「来店しやすさ」をウリにしたからこと次回予約は必須だ。次回予約と働き方改革をむすぶ5つのポイントを詳解していく。

  • Contents4

    次回予約を風土にし“人が辞めない”環境へ

    東京都江戸川区を中心に6店舗を展開するifeelが「次回予約」の強化に着手したきっかけは、スタッフの離職が相次いだことだ。そこから働きやすい環境づくりをめざし、武器であるスパ客を平日の閑散時間に誘導するなどの予約コントロールにより、受付時間1時間短縮でも増収増益を続けている同社。その取り組みについてひも解いていく。

  • Contents5

    50%を超えたら見えてきた 次回予約の相乗効果

    今年で創業50年を迎えるコアグループは、6年前より「次回予約率の向上」に力を入れてきた。目的は若いスタッフの売り上げアップと予約管理のため。なかなかスタッフの理解を得られず、次回予約率強化初年度の数字は28%にとどまったが、現在は63%までに上昇。2倍以上の数字へとブーストさせた、コアグループの取り組みについて深掘りしていく。

  • Contents6

    週休3日、手取り30万を全国に

    破竹の勢いで全国32都道府県にFC店舗を増やし続けているDearsは、次回予約率がなんと94.8%という高さを誇る。セットメニュー中心にしているため、平均客単価は15,000円・1日の入客は3名まで。高単価・高リピート率の担保により、週休3日を叶えている。徹底した仕組み化による“インフラ化”の全貌をご紹介する。

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