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月刊NEXT LEADER 2020年1月号


生産性100万円時代にむけて

いよいよ20年代の幕が開ける。生産性80万円が叫ばれた10年代に社会保険加入などが推進したように、次なる10年は求人、キャリアパスの面を踏まえ“生産性100万円への挑戦”が1つのキーワードとなるだろう。もちろん生産性100万円の実現は並大抵なことではない。ただ、トータルビューティ化、店販比率向上、ケアメニューの浸透など、創意工夫で美容室が生産性を上げてきたのも事実。次なる10年に向けた生産性アップのヒントを探る。


特集
生産性100万円時代にむけて


Introduction1
生産性100万円を日常茶飯事にするために

Introduction2
自社の役割を問い直す
“隣接異業種”という考え方
取材協力◎山口義行(立教大学名誉教授・スモールサン主宰)


CASE1
ブランドを強化しVIPを育客
TEAR AVEDA(静岡県藤枝市)

CASE2
生産性100万円を実現するエリア戦略
Forever(東京都板橋区)

CASE3
“時間単価”にこだわると
生産性も向上する
Lond(東京都中央区)


CASE4
最速で入客できる仕組みで
生産性100万円
NOISM(京都府京都市)

CASE5
多角化を支える美容事業の総生産性
ブローチェグループ(福島県会津若松市)

CASE6
顧客情報を価値に
メンズ専門サロンがめざす先
トレサンパ(愛知県名古屋市)

CASE7
「ここでしかできない」で100万円キープ
air & make Birthday 昭島店(東京都多摩市)


妥協なき美容師と開発した
妥協なき自信作
前田秀雄/のりこ美容室


【連載】
ネクストリーダー成長物語
宮田 誠/anyhow

伊藤 豊のイキイキ店長講座
伊藤 豊/ラポットカンパニー

NLキャッチ
北海道発 新卒採用の新トレンド




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  • Contents1

    生産性100万円を日常茶飯事にするために

    2010年代にさけばれていた「生産性80万円」という指標だが、今後10年は“生産性100万円”をめざす時代となると編集部は予測している。生産性向上のための手法はさまざまあるが、編集部ではマッピングを作成。美容業の延長線から異業種に近いものまで、今後の展開のヒントになれば幸いだ。

  • Contents2

    ブランドを強化しVIPを育客

    静岡市内の百貨店・伊勢丹に店舗を構えるTEAR AVEDAの生産性はゆるやかな右肩上がりを続け、今年はついに100万円を突破した。その要因はVIP客をじっくりと育ててきたこと。VIP客の全体に占める売上構成比は6割強。いかに顧客を育ててきたのか、大きく分けて3つの取り組みについて紹介する。

  • Contents3

    生産性100万円を実現するエリア戦略

    東京都板橋区に美容室を3店舗展開するForeverの母体はIT企業。持ち前の分析力によって美容室の少ないエリアを発掘し、1店舗あたり月平均890名もの客を呼ぶ集客力も持つ。この集客力に加えて生産性向上につなげているのが地道な単価アップ提案。3店舗平均で96万2490円を誇る高い生産性の理由を紹介する。

  • Contents4

    “時間単価”にこだわると 生産性も向上する

    東京・銀座を中心に展開するLondは日々の売り上げと合わせて「時間単価」という数字を指標に掲げている。1時間あたりにお客からいただく金額のことだが、Londがこの指標を重視するのは効率化が「顧客満足の向上」につながると考えているからだ。1時間あたりの密度を高くするための“地道な”工夫を紹介しているのでぜひチェックしてほしい。

  • Contents5

    最速で入客できる仕組みで 生産性100万円

    京都府京都市に展開するNOISMでは、すべてのスタッフがアイラッシュ技術を取得できる仕組みを整えている。14日間でデビューできるカリキュラムのため、新卒スタッフは入社初月から売り上げをつくることが可能だ。教育サロンながらほぼ全員が生産人員となるサロンの仕組みを詳解する。

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