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月刊NEXT LEADER 2022年9月号

スタッフが定着する

働き方とキャリアパス

コロナ禍以降、人材の流動化が止まらない。この数年で美容師の雇用形態や働き方が多様化したうえ、今後の働き方やキャリアについて見つめ直す機会が増えたことが要因として考えられる。また、社内イベントなどが中止となり、コミュニケーション量が減少したことも影響しているだろう。せっかくいい人材を採用できても定着しなければ意味がない。成長サロンが実践する働き方やキャリアパスの仕組みを紹介する。

  • Contents1

    【Introduction】働き方の多様性は令和のマストハブ

    多様な働き方やキャリアプラン整備の必要性はコロナ禍を経てさらに加速した。その背景としてリモートワークの普及に加え、先の見えない状況の中で自分を見つめ直す機会が増えたことが挙げられる。これから成長していくために働き方の多様性やキャリアプランが必要な理由をデータを用いて検証する。

  • Contents2

    【Case1】先取りして培ってきたダイバーシティ(B‘sグループ)

    愛知県内を中心に12店舗を展開するB‘sグループは今年で創業37年目。働き手の世代/キャリアに合わせた4段階のサロン展開や専門店化によって、スタッフそれぞれが家庭の状況や仕事に対する価値観に合わせた働き方を選べるようになっている。他にも、“従業員家族満足度”の重視や社内副業制度など、革新を続ける同社の取り組みをレポート。

  • Contents3

    【Case2】恩義だけに頼らない人がつながる仕組み((株)オリジンウッド/東京・表参道)

    東京・大阪・新潟で4店舗を展開する(株)オリジンウッド。ユニークな報酬制度や、アシスタントでも土日に休める選択勤務制度によって働き方の多様性を担保している。教育サロンのチーム力と業務委託サロンの合理性のいいとこ取りとも言える同社の仕組みを詳解する。

  • Contents4

    【Case3】地域のニーズに合わせて居場所を作る(FACTORY/愛媛県新居浜市)

    愛媛県新居浜市で7店舗を展開するFACTORYは、レギュラーサロン、訪問美容事業、フリーランスサロン、パートナーサロンと柔軟な働き方を実現できるステージを整備してきた。人口11万人という地方都市でも、地域のお客とスタッフのニーズに寄り添えば求人にも困らず成長できる。地方都市での店舗展開のあり方を追求する同社に密着。

  • Contents5

    【第2特集】急伸するアイブロウメニュー(ロレインブロウ/大阪府、kakimoto arms/東京・表参道)

    アイラッシュは美容室のメニューとして定番になりつつあるが、新たに注目を集めているのがアイブロウ。アイラッシュとは異なり、メンズ客への提案もしやすく、まだまだ伸び代が期待できる。メニュー設計や集客、教育などアイブロウメニューの“今”をレポート。

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