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月刊NEXT LEADER 2023年1月号

ターゲット集客

髪の悩み、ヘアデザイン、世代に至るまで、ここ数年で特化型サロンが急増している。1つの分野に特化しているため、集客面での注目を集めやすく高単価化しやすいのがメリットだが、競合が増えると価値が損なわれるうえ、人口が数ない地域では成り立ちにくいというデメリットもある。「ターゲットはどこまで絞っていいのか?」「レギュラーサロンと両立できるのか?」。多様化する特化型サロンの“今”をレポートする。

  • Contents1

    【Introduction】特化した武器で潜在客にロックオン

    ターゲットを絞り、効率的にメッセージを発信するターゲット集客。集客のための労力やコストが軽減され、ファン化が進みやすいなど、メリットは数多い。その基本的なプロセスを紹介すると共に、ターゲット集客の究極型とも言える特化型サロンのあり方を考える。

  • Contents2

    【Case1】人生を変える薄毛の救世主

    INTIは薄毛に悩む人専門の美容室。「独創性」「明確なコンセプト」「永続的な需要」の3つの条件を満たすコンセプトとして“薄毛”を見出し、2016年に開業。確かな技術が支持され、現在全国で7店舗を展開している。悩みを抱えての来店だけに、普通の美容室とは店作りも異なるが、強みが明確なだけに可能性も大きい。その伸び代を探る。

  • Contents3

    【Case2】普通のサロンを特化型サロンに変えた勇気

    北九州市内に5店舗を展開するレイビーム(株)は、既存のレギュラーサロンをハイトーン特化サロンにリニューアルした。キャリアパス作りや採用の活性化など、会社の未来を考えてのリニューアルだったが、個人売上の向上など確かな結果が出ている。既存店を専門店化するにあたってのポイントを公開。

  • Contents4

    【Case3】髪質改善でお客にもスタッフにもドラマを

    大阪市内で4店舗を展開するビスコヘアー。カウンセリングによって髪質改善を誰でも施術できる技術として平準化させ、髪質改善の売り上げを“ベーシックインカム”として担保している。ケミカルに頼らない、髪質改善の仕組み化の極意を明らかにしてもらった。

  • Contents5

    【Case5】トリートメント専門店は大きな夢への第一歩

    東京・大阪に5店舗を転嫁擦るBLOOMAはトリートメントに特化したサロン。どの世代にも受け入れられやすいのが強みで、立地や客層によってブランディングや価格設定を変えている。その“やり方”と共に、トリートメント特化によってめざす“あり方”を紹介。

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