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月刊NEXT LEADER 2023年4月号

スタッフに負担をかけずに単価アップ!

タイパメニュー

単価アップには相応の付加価値づくりが欠かせないが、ここ数年は働き方改革の影響もあり、時間生産性の向上を意識したメニュー開発が求められている。セットメニューの工夫や悩み改善型のアプローチ、短時間のショートメニューからほったらかしメニューまで。スタッフに負担をかけずに単価を上げる“タイパメニュー”のつくり方を掘り下げる。

【Introduction】
タイパメニューの上手なつくり方

【Case1】
メニューもサロン運営も高いタイパで社員に還元
TORIKO(長崎県長崎市)

【Case2】
ヒットメニューでなくスタンダードをつくる
urupool(神奈川県横浜市)

【Case3】
水素メニューを徐々に増やし客単価2万円をめざす
C-LOOP UNITED ATELIER(神奈川県川崎市)

【Case4】
言い換えテクでタイパメニューの価値向上
YELLFORME(静岡県焼津市)

【Case5】
独自の髪質改善メニューでオープン1年目から好発進
elena by artifice(大阪府大阪市)

【第2特集】
脱マスク! 今年の春のフェイシャル提案

【series】

伊藤 豊のイキイキ店長講座
第155回
伊藤 豊/ラポットカンパニー

  • Contents1

    【Introduction】タイパメニューの上手なつくり方

    求人難 × 集客難 × 働き方改革。美容室を取り巻く状況が変化する中、タイムパフォーマンスのいいメニューの重要性が増している。時間だけではなく、人手や労力、材料費をセーブするのもタイパの一環。今必要とされているタイパメニュー開発のための道筋を示す。

  • Contents2

    【Case1】メニューもサロン運営も高いタイパで社員に還元

    長崎市で5店舗を展開するTORIKOでは、カラーにトッピングする“マグネットカラー”が大ヒット。“誰にでも”提案でき、“誰でも”施術できる手軽さなのに、カラー単価が1800円近くも上がった。若手の心理的負担を取り除くツールづくりや、店販へのスムーズな導線など、あらゆる側面で“高タイパ”を実現している同店。効率性を重視しながらスタッフの働きやすさを追求していく。

  • Contents3

    【Case2】ヒットメニューではなくスタンダードをつくる

    神奈川県横浜市のurupoolの店名の由来は“潤いをプールする”。その店名通り、ケアに力を入れている同店はオリジナルのケアメニューを多く開発してきた。昨年後半のケア比率が90%を超えた同店のヒットメニューは「青春頭皮」と「水素ケア/エステ」。時間がかからず単価の上がるタイパメニューだが、スパの潜在客の開拓やヘルスケアメニューのエントリーとしても機能している。全員体制で次々にヒットメニューを生み出す同店の設計図を公開。

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