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月刊NEXT LEADER 2023年8月号

何をなくし、何を残すのか?

業務効率化

美容室の生産性を高めるために欠かせない業務効率化。昨今の業務両立化がテクノロジーの活用によって膨大なサロン業務のムリ・ムダ・ムラを軽減し、働き方改革や売り上げアップをサポートしてくれるのが特徴だ。その一方で、行き過ぎた効率化は社内コミュニケーションや顧客との関係性を阻害してしまう可能性もある。何をなくし、何を残すのか? パフォーマンス重視時代を生き抜く業務効率化のノウハウを紹介する。また、先月行われた髪書房×ビカク主催の韓国ツアーのレポートも掲載。

【Introduction】
パフォーマンス重視時代を生き抜く
業務効率化のススメ

【Case 1】
立体的に効果を発揮するスモールDX
ORIGAMI(徳島県徳島市)

【Case 2】
アプリの軸にあるのはアナログな精神
ALBUM(東京都渋谷区)

【Case 3】
選択と集中で経営効率を高める
(株)レボル(埼玉県川口市)

【Interview】
美容室のAI活用と未来
森越道大(SENJYU代表/一般社団法人デジタルサロン協会事務局長)

【SPECIAL REPORT】
韓国視察ツアーレポート
K-BEAUTYから学ぶ

  • Contents1

    【Introduction】パフォーマンス重視時代を生き抜く業務効率化のススメ

    業務効率化の基本は時間や労力のムリ・ムダ・ムラの排除。自社の業務のどこにムリ・ムダ・ムラがあるのか? その洗い出し方とやめるべき業務の見つけ方、やらずに済むようにするアプローチをステップバイステップで紹介。

  • Contents2

    【Case1】立体的に効果を発揮するスモールDX(ORIGAMI/徳島県徳島市)

    徳島県でヘアサロンやブライダル事業を展開するORIGAMIはDXを推進し、スタッフの働きやすさを追求。生産性を上げ、待遇の向上や新規事業の展開につなげている。ダイナミックプライシングにより、予約を効率的に埋めていく工夫や、社内の報連相をITで一本化し、心理的・物理的な負担を取り除く取り組みなど、スモールDXの活用例に迫る。

  • Contents3

    【Case2】アプリの軸にあるのはアナログな精神(ALBUM/東京都渋谷区)

    インスタグラムにより圧倒的な集客力を誇るALBUMのの業務効率化の柱はグループ会社が開発した8種のアプリ。本部業務から、教育、キャリア形成、お客とのコミュニケーションなど多種多様な業務を担っている。いかにもIT強者らしい効率化のアプローチだが、キモはどこかに“人間味”を感じさせること。アプリが充実する一方で、人間臭さも重視するようになってきた同社の変化を探る。

  • Contents4

    【Case3】選択と集中で経営効率を高める((株)レボル/埼玉県川口市)

    東北地方から沖縄まで、直営店とFCを展開する(株)レボル。40代以上の白髪染め客をターゲットにしたレボ流システムにより、教育やオペレーションを効率化し、働き方改革も推進している。アプリやITだけに頼らない、ムリ・ムラ・ムダを排除する仕組みを明らかにする。

  • Contents5

    韓国視察ツアーレポート

    今年5月、約80名の美容室経営者やスタッフが韓国・ソウルを訪れた。韓流パーマセミナーや、ソウルで人気の美容室の見学、韓国ヘアのトレンドセッター、チャホン氏のセミナーなど盛りだくさんだったこのツアー。ツアーに参加した気鋭の若手経営者たちは韓国から何を学んだのか、何に刺激を受けたのか? 最速レポート!

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