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月刊NEXT LEADER 2023年o9月号

人口10万人未満のビジネスモデル

ローカルサロンの未来

深刻な求人難、働き方への対応、新規集客など、同じ経営課題でも都市型サロンとは質が異なるローカルサロン。人口滅の影響もあり、多角的に事業展開するサロンが多く、人材採用や定着においても先進的だ。今回は人口10万人未満、人口密度300人/kmのエリアで多店舗展開するサロンに絞って取材を敢行。未来を見据えたサロンビジネス成長のヒントを探る。


【Introduction】
人口10万人未満エリアの経営課題とは?

【Case 1】
グループ化で広がる知名度、信頼、スタッフの夢
INNOSENSE(和歌山県西牟婁郡)

【Case 2】
ワクワクする場所には人が集まってくる
Sure(長野県上伊那郡)

【Case 3】
小規模の柔軟性で叶える高生産性と働き方改革
JET HAIR(鹿児島県出水市)

【Case 4】
ローカルだからこそビジネスの川上を押さえる
ブローチェグループ(福島県会津若松市)

【Case 5】
ブランディングの確率で定着率が向上
belles cheveux(新潟県新発田市)

【Case 6】
技術生産性80万円を叶える人材育成の“攻守”
ANCHOR(福岡県嘉麻市)

【series】
新連載/継ぐもの、継がれるもの
MASHU(大阪府大阪市)

  • Contents1

    【Introduction】人口10万人未満エリアの経営課題

    全体のおよそ85%を占める人口10万人未満の市町村。求人難は深刻だが、エリアの特性を味方にすれば地域一番点になりやすいメリットもある。まずは、都心とは異なるローカルサロンの特徴を把握し、戦略を練ろう。

  • Contents2

    【Case1】グループ化で広がる知名度、信頼、スタッフの夢((株)カラコ/和歌山県西牟婁郡)

    (株)カラコは、2014年に他サロンと合併。スタッフが倍増したことで成長スピードが上がり、現在は4店舗を展開。地域一番店になることで好循環が生まれ、スタッフの夢である東京出店も視野に入れている。南紀白浜という地域性を生かした成長戦略を探る。

  • Contents3

    【Case2】ワクワクする場所には人が集まってくる(Sure/長野県上伊那郡)

    長野県南箕輪村の緑豊かな風景に佇むSure。同店の集客や採用の秘訣は「ワクワク」だ。技術やメニュー、情報や空間。さまざまな側面からお客やスタッフにワクワク感を感じさせることで、美容室を「わざわざ出かける目的の場所」に昇華している。都会の美容室にも応用できる、Sureのワクワク集客法をレポート。

  • Contents4

    【Case3】小規模の柔軟性で叶える高生産性と働き方改革(JET HAIR/鹿児島県出水市)

    鹿児島県出水市のJET HAIRは、「働き方改革」「メニューの多角化」「OFF=JT教育の充実」「ターゲット集客」の4つの柱で生産性90万円を実現している。顧客との間に強い信頼関係が築かれている地域密着サロン。その関係性を生かして労務改善と教育の充実を実現している同社の取り組みを深掘り。

  • Contents5

    【新連載】継ぐもの、継がれるもの

    美容室経営において今最も旬なトピックの一つが事業承継。多様化する事業紹介の実態に迫る不定期新連載が今月からスタート。第1回は、親族外承継とM&Aをほぼ同時に行った大阪府のMASHUが登場。社長交代やグループへの加入で新たなフェーズに入った同社の事業承継プロセスを、新社長の奥裕介さんと会長の増成進さんが振り返る。

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