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月刊 NEXT LEADER 2022年6月号

店販3.0

美容室にヘアケアを中心とする専売品が置かれていた時代を「店販1.0」、店販売上の重要性が説かれ、美容機器が登場しはじめた時代を「店販2.0」とすると、コロナ禍によりECが浸透しつつある今の状況はまさに「店販3.0」と言えるだろう。取扱う商品もスキンケアからインナーケアまで広がり、セレクトショップのような店販専門店も登場してきた。顧客との関係性とカウンセリング販売こそが売り上げの天井を取り払う。夏商戦を控え、新たなフェーズに突入した店販の可能性を考える。

  • Contents1

    【Introduction1】店販3.0は「どう売るか?」の時代

    美容室で扱う商品のバラエティが広がっていったのが店販2.0までの時代。コロナ禍を経た今、美容室の店販は何を売るか? に加え、どうやって売るか?という“買い場づくり”のフェーズに突入した。店販の流れを今一度振り返ってみよう。

  • Contents2

    【Introduction2】コロナ禍の変化は店販の追い風に

    店販3.0の全貌を4ページにギュッと濃縮。この4ページを読めば、自店の店販を3.0に進化させるためのTO DOが見えてくる。

  • Contents3

    【Case1】美容室にしかできないセレクトショップ(SEAM/札幌市)

    札幌市の中心街に昨年、美容室で扱う専売品オンリーのセレクトショップをオープンさせたSEAM。美容師がセレクトしている点でクオリティが担保されており、通りがかり客も気ままに買い物を楽しんでいる。美容室の持つ可能性を示唆してくれるこのショップの全容を明らかにする。

  • Contents4

    【Case3】デザインサロンに花咲く店販風土(Maison Amelie/大分県大分市)

    大分市のMaison Amelieは若年層に人気のデザインサロン。デザインサロン=店販に弱いというイメージを覆し、昨年12月は技術売上:店販売上=1:1を実現した。店販活性のために緻密に練られた年間計画を全部見せ。

  • Contents5

    【Mind】2000万サロンに聞いた店販の極意(cricca/千葉県船橋市)

    スタッフ5名の小さなサロンが3ヵ月で2000万円の店販売上を記録。その圧倒的な店販力の裏側にあるマインドを紐解いていく。

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