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月刊NEXT LEADER 2024年2月号

アフターコロナのKPI

高リピート率

コロナ禍であらためて顧客の大切さが見直された経緯もあり、最近はリピート率の見直しに取り組むサロンが増えてきている。一般に90日間で新規3割、顧客7割とも言われてきたリピート率だが、近年は特化型集客や次回予約の強化、再来クーポンの工夫もあり、その常識が変わりつつある。美容室はどこまでいってもリピートビジネス。新たなKPI(重要業績評価指標)となった令和のリピート施策を追う。

【Introduction】
変わってきたリピート率の常識

【Case 1】
出店しても落ちない高リピートの仕組み
Leone (兵庫県宝塚市)

【Case 2】
広告しない隠れ家サロンのリファラル戦路
AYOMOT (東京・表参道)

【Case 3】
リピート率を担保する次回予約文化
blanc(山口県山口市)

【Special Report】
チームの総合力で高リピート&紹介客増
VORELO(大阪府交野市)

  • Contents1

    【Introduction】変わってきたリピート率の常識

    コロナ以降に高リピートサロンが増えてきた要因を特化型サロンの増加、次回予約の浸透、カウンセリングの見直し、再来クーポンの工夫の4つと分析。それぞれの傾向と対策を導き出す。

  • Contents2

    【CASE1】出店しても落ちない高リピートの仕組み(Leone/兵庫県宝塚市)

    2021年に1人で創業した髪質改善サロンが2年余りで13店舗へと急成長しているLeone。その秘密は失客を徹底的に防ぐマニュアルにある。500万円プレイヤーだった山本政樹代表が日頃のサロンワークで会得してきた秘訣を言語化したマニュアルは、カルテ記入やファーストカウンセリングなどに細分化され、その数は30を超える。今回はその一部を公開。

  • Contents3

    【CASE2】広告しない隠れ家サロンのリファラル戦略(AYOMOT/東京・表参道)

    東京・表参道のAYOMOTはサロン激戦地にありながら、集客サイトやSNSに頼らず、紹介のみで集客してきた。鈴木朋弥代表は紹介=リファラルマーケティングのコンサルティング資格を持ち、世界大会でもプレゼンするほどのエキスパート。ターゲット客に「私だけのサロン」と感じさせる同社のリファラル集客の仕組みを紹介。

  • Contents4

    【CASE3】リピート率を担保する次回予約文化(blanc/山口県山口市)

    昨年は1年間で12店舗を出店するなど、勢いが止まらない山口県のblanc。50%以上の新規リピート率を支えているのは、9割近い次回予約率だ。全店共通の文化になりつつある次回予約と、ビューティチケット販売の2軸で爆速成長する同社の取り組みにクローズアップ。

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