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月刊NEXT LEADER 2024年3月号

思い切った決断が活路を開く

サロンの革新

【特集】サロンの革新

歴史あるサロンであればあるほど、組織や発想が硬直化してイノベーションが起きにくくなるリスクがある。特に変化のスピードが速い現代では、時代のニーズを先読みし、柔軟に対応する経営力が求められている。その革新はなぜ起きたのか? これまでの常識を覆すようなドラスディックな改革を行ったサロンから、成長のヒントを学ぶ。

【Introduction】
美容室だからこそ“人”を軸とした改革を

【Case1】
ハードは変えずにファミリーサロン脱却
hair Do poja(群馬県富岡市)

【Case 2】
ESもCSも向上させて新たな成長期に
ZAZAグループ(愛知県一宮市)

【Case 3】
赤字と離職を食い止める“攻め”の働き方改革
株式会社Crowd(宮城県仙台市)

【Case 4】
創業38年目の本店リブランディング
Blossom(東京都板橋区)

【Interview】
Magicoがずっと若くいられる理由
上原潤一郎(Magico)

【Topics】
サロンの革新はリーダー育成塾から

【巻頭特集】
祭りか? 日常か?
多様化時代の12月売上レポート

【Reserch】
2023年サロンで売れたものカタログ

  • Contents1

    【Case1】ハードは変えずにファミリーサロン脱却(hair Do poja/群馬県富岡市)

    群馬県内で3店舗を展開するpojaは、かつては幅広い客層のファミリーサロンだった。ベテランスタッフたちの退社をきっかけに、人が定着するサロンづくりに取り組み、歩合を50%に設定。高待遇を実現させるために辿りついた答えがワンオペレーションの大人女性向けサロンだった。コストや労力がかかるハード面はそのままに、価格やメニューづくりでブランドを確立させていった流れを追う。

  • Contents2

    【CASE2】ESもCSも向上させてさせて新たな成長期に(ZAZAグループ/愛知県一宮市)

    創業66年目を迎える愛知県一宮市のZAZAグループは、3代目の則武社長就任に伴い、キャリアプランや評価制度、基本給のベースアップなどの数々の改革を行なってきたが、店舗のリコンセプトもその一環。現場視点のアイデアが顧客の心をつかみ、昨年は初めて年商が4億円を超えるなど、結果を出している。そのリブランディングの一部始終を公開。

  • Contents3

    【CASE3】赤字と離職を食い止める“攻め”の働き方改革((株)Croewd/宮城県仙台市)

    宮城県仙台市の(株)Crowdは5年前、10人の新卒が全員辞め、4000万円の赤字を出すという苦境にいた。離職を止めるために採用したのがアイリストデビュー制度。同時に、店舗ごとに働き方を変え、将来を“見える化”した。こうした改革が実り、今ではスタッフの9割が新卒入社だという。同社の定着率を飛躍的に上げた2つの取り組みにクローズアップ。

  • Contents4

    【Case4】創業38年目の本店リブランディング(Blossom/東京都板橋区)

    首都圏を中心に38店舗を展開するブロッサムは、創業38年目にして本店をシニア向けにリブランディングした。“おばあちゃん”にはなりたくない美意識の高いシニア世代×やりがいを感じていたいベテランスタッフがマッチングし、新しいブランドが確立しつつある。創業38年サロンの老舗にならないための改革を追う。

  • Contents5

    【巻頭特集】祭りか? 日常か? 多様化時代の12月最高売上レポート

    かつて美容室の12月といえば、最高売上をめざし頑張る特別な月だったが、美容師の価値観も多様化した今、12月の意義も様々だ。
    12月売上は日常の積み重ねにすぎないのか?1年の通信簿として記録をめざすべきなのか?
    みんな違ってみんないい。多様化時代ならではの最高記録レポートをお届けする。

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