KAMISHOBO
KAMISHOBO

Current

月刊NEXT LEADER 2025年6月号

月刊NEXT LEADER 2025年6月号

客数減時代の成長の切り札

店販で壁を越える

高齢化、オーバーストアの影響もあり、技術単価を上げても客数の減少で売り上げが上がらないという悩みが増えている。こうした状況にも関わらず、店販を上手に活用することで成長しているサロンがある。市場競争が激化する中、店販は何をもたらしてくれるのか?生産性アップ、新規事業の開拓、若手の人材育成に至るまで、店販でサロンの成長の壁を越える方法を探る。


【INTRODUCTION】
世界に通用する店販の壁理論
監修◎伊藤 豊(ラポットカンパニー)制作◎清水紀子(Taebis/千葉県船橋市)

【INTERVIEW】
美容機器店販が若手の成長につながる理由
KO-JI❤︎(ミツイコーポレーション(株))

【CASE 1】
スキンケアがもたらす店販の可能性
ARCHE (大阪府大阪市)

【CASE 2】
語れるスタッフを育成し生産性231万円達成
capullo group (三重県桑名市)

【CASE 3】
店販で伸ばし受け継ぐ実行力と熱量
pikA icHi (熊本県八代市)

【SPECIAL REPORT】
TikTokは店販の新しい入り口
松原泰之(髪ラボ美容師)


【series】
ネクストリーダーのブレイクスルー Vol.8
伊東駿太郎/(株)one’s

  • Contents1

    【INTRODUCTION】 世界に通用する店販の壁理論

    今回紹介する「店販の壁理論」は、昨年末443万円の店販売上を達成した“店販モンスター”、Taebisの清水紀子さんと小誌オブザーバーの伊藤豊氏が共同開発。10万円から300万円まで店販売上ごとに現れる課題とその突破法を現場視点で解説下。日本独自の進化を遂げた店販理論は、サロン経営の新たな武器となるはずだ。

  • Contents2

    【Case1】スキンケアがもたらす店販の可能性 (ARCHE/大阪府大阪市)

    大阪府大阪市で7店舗を展開するARCHEでは「ライフビューティー」のコンセプトのもと、スキンケアメニューを展開。スキンケアアイテムの提案にも力を入れ、店販売上の26.7%を占めるまでに。ヘアメニューだけでは実現できない新たな収益源・顧客満足度向上の可能性が、スキンケア商品導入によって広がっている。

  • Contents3

    【CASE 2】 語れるスタッフを育成し生産性231万円達成 (capullo group /三重県桑名市)

    教育サロンでありながら生産性が高いことで知られるカプログループだが、2024年12月には脅威の231万円を達成。春先から計画的に店販のブラッシュアップに取り組んてきた成果が出た。サロンコンセプトの刷新やメニューの見直し、若手教育など、カプログループが行った“2024年のTO DO”を振り返る。

  • Contents4

    【CASE 3】 店販で伸ばし受け継ぐ実行力と熱量 (pikA icHi /熊本県八代市)  

    熊本県の美容室piKA iCHiは昨年12月過去最高となる店販売上8600万円を達成。最高記録更新の土壌となったのは、アシスタントの「アプローチ大会」だった。他にも全員でのロープレを習慣化するなどの土地組みが身を結んだ結果だが、その裏にあるのは“老舗にならず前のめりで成長したい”という想い。その挑戦を追った。

©KAMISHOBO