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月刊 NEXT LEADER 2021年10月号

年末商戦に向けて

コロナ禍で2度目となる年末商戦が近づいている。ワクチン接種が進んでいるとはいえ、客数減などまだまだ課題を抱えるサロンは多いだろう。昨年末は店販やチケット販売、セットメニューの工夫などで数字を伸ばしたサロンが多かったが、今年はどのような年末になるのだろうか。いずれにしても結果を出したサロンの共通点は早い段階からの準備。昨年末の取り組みを振り返りつつ、成長サロンの年末商戦に向けた準備を取材する。

  • Contents1

    【Introduction】年末商戦のカギはメニュー開発にあり

    店販売上はトレンドや“運”に左右されがち。来店動機や購買動機となるメニューこそ安定した売り上げをもたらしてくれるので、12月に備えて魅力的なメニューを開発したいもの。ここでは成長サロンのメニューの具体例を豊富にラインアップ。

  • Contents2

    【Case1】美容室のDXが年末商戦を変える(MINX/東京都港区)

    コロナ禍における休業や時短営業のため昨年12月は売り上げを落としたというMINXだが、店販売上は1000年を上回った。売上を牽引した要素のひとつがEC。12月に向け、ECを中心に新たな買い場作りをすすめる同社の取り組みに注目。

  • Contents3

    【Case2】顧客真理を知り尽くし省エネでゴールをめざす(blanc/山口県山口市)

    昨年12月は1億6千円を売り上げ、最高記録を更新した山口県のblanc。しかし今年からはスタッフの負担を軽減するため、事前予約できる福袋にフォーカスしていく。顧客の気持ちをくすぐり「欲しい」と思わせる商品構成やセールストークを紹介。

  • Contents4

    【Case3】12月に集中せず分散させて売り上げをつくる(Apartment Hair/佐賀県佐賀市)

    佐賀市のアパートメントヘアーは常連客の通いやすさやスタッフの負荷軽減のため、12月の1カ月ではなく、11月、12月に予約を分散。顧客へのアンケートから必要とされるメニューを開発する取り組みからもわかるように、常に顧客視点で愛される取り組みを行なっている。無理せず売り上げを伸ばす秘密とは。

  • Contents5

    【Case4】気持ちと仕組みのインフラ補強(Violet/東京・表参道)

    毎年、ハッピーバッグ、セット割、年間パスポートの3本柱で最高記録を更新してきたViolet。今年も同じ戦略だが、モチベーション向上のための組織づくりや、顧客への意識づけを計画的に進め、3本柱をさらに補強していく。そのインフラ整備の全てを紹介。

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